少年野球に関わる母親は多くの悩みを抱えていると思います。
ママの付き合い、役割、野球に必要な道具や出費など、このブログでは母の悩みに関して数多く取り上げてきました。
少しでも力になりたいと日々発信しているんですが、その少年野球での問題について、最近多く取り上げられて、改善されそうな希望の光があるニュースがありますね。
それは、筒香選手の外国人特派員協会での「日本球界の未来を変える」
をテーマにした会見です。
そもそも「外国人特派員協会」とは、スポーツジャーナリストを中心とする会員に、業界や職業の環境をよりよくするための討論や会見などを定期的に開く目的の協会です。
それまでの筒香選手の少年野球のあり方について、常々大人たちに注意を呼び掛けていました。
「楽しくやるはずの野球が、今の子供たちは大人の目を気にしつつ思う存分野球が出来ない状況」、指導者も昔の考えの人たちが多く、とても見るに堪えない状況なんです。
筒香選手は指導方法の他に、母親の置かれている環境についても答えました。
普段の休みは週二回だけど、夏休みの間は母親がずっと練習を観に行くことになるし、その中でお茶当番というのもあり、水分補給のためだけではなく、その他の役割として、ケガ人や体調が悪くなった選手の手助けをする役割があるのでやることはとても多いんです。
こういうのが母親にとって大きな負担になっていき、徐々に野球をやらせるのが嫌になっていき、中学、高校で野球を遠ざけるケースが多くなっていると。
この機会に母の悩みと子供たちに意見交換の場を
とにかく問題は多くとても深刻な状況なんですね。
しかし筒香選手の呼びかけもあって、いま日本中でこの話題が広まっているのがとても大きなことなんです。
ここで改めて、いまのチーム状況や保護者の気持ちをしっかり聞き、今一度子供たちとしっかり向き合える機会だと思います。
この時期は、試合もないのでこういった問題をじっくり考える時間を多く費やしてほしいです。
1番は指導者がどこまで理解でき、まとめられるか。
できれば、保護者とだけではなく、選手と一緒に話し合いをしてほしいです。みんなが一人一人理解して納得するまで話し合いが大事だと思います。
そして、お茶当番のあり方についても。「お茶当番」=「大事な子供たちを保護者としてしっかり見守る」だと僕は思います。
お茶当番を完全になくしたチームもあるそうですが、チーム運営として子供たちをしっかり支えられるならいいと思います。
まだ継続するところは改めて見直してほしいですね。
とにかく改善点としては指導者としての野球と子供の向き合い方と保護者の負担にかからないチーム運営の見直しかなと、ざっくりですが。
少年野球と母と子供たちの未来をよりよくするために、僕も何度でも呼びかけます!