少年野球 コーチの指導や言葉の使い方で陥る少年の末路

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タイトルを見ると少し恐ろしい感じではありますが、指導者の教え方や言葉1つで抱え込むほどの悩みに陥ってしまうこともあります。

特に純粋な子供や性格的に真面目な人だと素直な反面、受け取らなくてもいいことを聞いてしまうので、教える側などは言動に非常に気を付けなければなりません。

この間テレビで「消えた天才」という超一流のアスリートが唯一勝てなかった消えた天才の第二の人生を伝えるという番組をたまたま見てたら、97年の夏の甲子園で平安高校を準優勝に導いたエース、川口知哉氏が出演していました。

当時僕はリアルタイムでは見ていなかったですが、ドラフトで4球団から1位指名され、メジャーからもオファーがあったくらい評価が高い選手でして、競合の末オリックスに入団し将来のエース候補として期待されてました。

しかし、プロでの登板はわずか9試合。1勝すらできずに表舞台から消えてしまいました。

1人のコーチではなく他からも

原因としては、入団一年目のキャンプで、スーパールーキーの才能に惚れ込んだコーチ陣達が様々なアドバイスをし、その川口氏は性格がとても真面目だったらしくアドバイスをすべて受け入れ、投げるフォームの改造に着手していきました。

けどこれが天才を苦しめることになり、本人曰く「混乱しっぱなし、明らかに投げた事のないフォームで投げていたし自分の投げ方ができなくなっていった」と話していました。

高校の時にはかなり完成されていたフォームでしたので、コーチ達のアドバイスを聞いてよくなると思っていたのがフォームがバラバラになり、実際の映像を見てストライクどころか、キャッチャーすら取れない状態になってしまい、見ていてなんて残酷なんだと思いました。

ここでフォームを戻せば元に戻るのでは?と思いましたが、野球の評論家からも「一度変えてしまったフォームを元に戻すのはなかなか出来ないことらしく相当リスクが高いこと」ということ。非常に怖いですね。

その後はなにをしているか

プロ野球から引退したそのあと何をしているかというと「女子プロ野球の監督」で活躍されていました。

色々なコーチのアドバイスから今度自分が指導者という立場になった時に、指導法の「選択肢をもらったと。

いろいろ教えてもらったことが自分の引き出しの一部となって今度は自分が支える側になって大きく貢献し、その番組で川口さんが最後に「全ては無駄ではなかった」と、素晴らしいなと思いました。

野球を教える人は監督だけに限りません。監督、コーチ、ヘッドコーチというそれぞれ役割があり分類されます。

しかし、少ない人数などで編成されている野球チームもありそういうところでは、指導するのは監督のみになります。

色々なメソッドを考えるのもいいですが、技術的なことや連携練習などは2割、あとの8割は選手とのコミュニケーションが大事だと心底思います。

監督とコーチの役割とは

高校野球は基本や礼儀など少しずつ覚えてきている段階ですが、少年野球となると野球を知り始め好きになった段階。そしてチームワークになかなか慣れないのです。

そこで監督はいきなり練習をしてしまうと基本の前の基礎がなかなか身につかないので、とにかくコミュニケーション。選手との対話、どうなりたいか何がしたいか、何に悩んでるかとことん楽しく話すと選手もより野球が好きになります。

練習は家でし、チームの練習は実践みたいな感覚という考え方がいいかもしれません。

改めて主旨に戻しますが、監督とコーチはしっかり役割を決めて子供たちにどう向き合うかどう教えるのか、選手のいいところはどこか把握しないと野球が嫌いになってしまいます。

野球に携わるコーチの仕事は教えることと解釈して、積極的に技術的な話をする方が多いのが現状です。

この役割についてはまた別の記事に書こうと思います。

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