少年野球 いいお母さんってどんなの?

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僕は、長野の自然に囲まれたところで育ち、高校卒業まで暮らしていました。

家族構成は両親と二つ上の姉がいる4人家族で、何不自由なくここまで育ててくれました。

なので上京するまで親がどんな気持ちで僕と姉を育てたか、苦労だったり、親のありがたみだったり、全然考えられませんでした。

やっぱり離れてみて気付くことがたくさんあるんですよね。

高校まで自分の好きなことをやらせてくれたし、母や父の悩んでいるところも見たことがない、というか見せなかったというのが正しい言い方かもしれません。

多分相当世話を焼く二人だけど、よくここまで育ててくれたなぁと改めて母と父の偉大さに気付きます。

りすぎて反省することの繰り返しが子育て

上京することで大きな変化というか、見方がやはり大きく変わりますね。

いまは、ネット環境が充実しているので「東京に行かなきゃ色々学べない」という考えも少しずつ変わってきています。

僕が上京した当時は、スマホもなかったので東京に来てよかったと思えるくらい得られるものがたくさんありましたね。

仕事や色々なふれあいのなかで、東京都出身、在住の家族の特徴なども色々あるんだなぁと学びました。

考えてみれば、姉弟の子育てについてだけでなく、そのときの環境で子供への接し方が変わるというのは当たり前のことなんですね。

たとえば、転勤族なら東京で子育てするときと、緑豊かな田舎で育てるときとでは、同じ親でも同じ子育てにはならないでしょう。

東京ではマンションの上下左右に気を遣って、「いい子にね」って言い続けるかもしれないけど、過疎村だったら「危険がないなら、まあいいか。あの家にお邪魔しているなら、お世話になっちゃおう」という感じになるかもしれません。

親は、その地域や時代といった色々な背景の中で、子供と向き合い、そのとき自分がよかれと思った子育てをしていくしかありません。

日々の子育ては、お母さん自身が我が子を見ながら決めていけばいいんです。

「これって、正しい子育てかしら」と考え始めると、「私って、母親失格?」と、どんどん落ち込んでしまいますよね。

その裏には、「合格点のお母さん」でありたいという思いが、あるような気がします。

でも、百点満点のお母さんって、どんなお母さんでしょうか?

少なくとも、子供から見て百点満点のお母さんというのはありえません。

だって、子供が思い描いている百点満点のお母さんは「わたしを大事にして、よそ見しないで、欲しい物を買ってくれて、おねがいをなんでも聞いてくれるお母さん」

といったふうに、極めて自己中心的なお母さん像なんですから。

先のことを考えられない子供にとっては、今の自分を満足させてくれるお母さんが、百点満点のお母さんです。

子供は「わたしが将来困らないように、怒ってくれるお母さんがいいな」なんて、思っていません。

では、子供の育ちをきちんと支えるお母さんが、百点満点なんでしょうか?

子供を大切にして、興味があることは一生懸命に伸ばそうとし、健康な体を保つために栄養満点の手料理を準備するお母さん。

でも、お母さんだって人間ですから、そう完璧にふるまえるはずがありません。

理想を自分に課すほど、疲れてイライラして、つい子供に当たっちゃうのではないでしょうか。

私の考えるいいお母さんって、ありのままの子供を大事に思っているお母さんです。

子育ての実情って、りすぎては反省することの繰り返し。

でもそんな中、「うちの子、本当に困っちゃう」なんて愚痴をこぼしつつも、自分を振り返り、子供の心に寄り添うことができるなら、それで十分だと思います。

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