少年野球よりサッカーを選択した親と子

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先日、うちの職場に新しく入ったアルバイトの子と会話をしていたときの話です。

その子の家庭の話を聞いたときに、ショックというか「少年野球のイメージはやはりそうなのか」ということがありました。

その内容を、 自分 ー アルバイト という感じで以下、会話形式で書いていきます。

自分 「いま学生?」

アルバイト「はい!大学3年です!」

自分 「そうなんだ!兄妹はいるの?]

アルバイト「弟がいます!」

自分 「弟はいくつ?」

アルバイト「10歳です」

自分 「10歳!?へぇ~結構離れてるね!」

アルバイト「そうなんです笑」

自分「弟は何かスポーツはしてるの?」

アルバイト「サッカーですね」

自分 「おッ、サッカーかぁ、いいね!」

アルバイト「でも、最初は野球がやりたかったんですけど、サッカーやることになったんですよ」

自分 「えっ、なんで?」

アルバイト「お母さんは、少年野球大変そうだから、サッカー勧めたんですよね」

自分 「あーー、そうなんだぁ」

アルバイト「いまやってるサッカーチームはあまり親のお手伝いがないというか、」

自分 「まぁでも、チームによって変わるよね。」

アルバイト「そうですね、近所のサッカーチームはそうでした。他のところはどうか分からないですけど」

自分 「そうかそうか、お茶当番はサッカーもあるよね?お母さんはあとなにが大変って言ってた?」

アルバイト「そうですね、あとはユニフォームを洗うのが大変って言ってましたね、サッカーのユニフォームは野球ほど大変ではないらしくて」

自分 「あー確かにね、うちの親もそうだったもんなぁ。ちなみに弟はサッカー始めてどのくらい経つの?」

アルバイト「えーっと、5年くらいですかね。」

自分 「そんなやってるんだね!」

アルバイト「はい、確か小学1年の頃からなんで…」

自分 「そうかぁ、割と長くやってるね。弟は野球やりたい気持ちはまだあるの?」

アルバイト「どうですかね、でも野球はいまも好きですよ。うちはテレビでスポーツ見る時は野球を主に見るんです。自分も弟も野球が好きで見てるので!」

自分 「おお!いいねぇ♪ということはお父さんも野球好きなのかな?」

アルバイト「そうですね、お父さんが野球好きなので」

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という、雑談から非常に興味深い話をしていました。

まぁ、興味深いと思ったのは自分だけなんですが。

それにしても、リアルなお母さんが思う少年野球のイメージを聞き、「これが野球人口の減少に直結するんだよなぁ、この現状をなんとかしないといけない」と強く思いました。

よく少子化が原因と言われていますが、確かにそれもあります。

しかし、子供が野球やりたいと言ってきたらお母さんが違う選択肢を勧めるのはとても悲しいです。

そのアルバイトの子のお母さんが悪いとかではなく、少年野球の現場のイメージを悪くしてしまった大人たちがいけないんです。

少子化の他の原因て、そこにあるのではないでしょうか。

指導法、親の当番、保護者同士のコミュニケーション、洗濯、どれもいいイメージはないです。

少年野球という小さな枠ですが、そこが良くならないと今後の日本の野球の未来が危ないです。

野球人気はここ数年でかなり上がってきて、国民の心を強く打つスポーツというのは昔も今も変わりはないです。

高校野球、プロ野球、日本シリーズ、メジャー、WBC、オリンピック、

野球の盛り上がりは日本の経済にもかなり影響するということです。

テレビで見てきたプロの活躍する姿に「僕もあんな風にカッコいい野球選手を目指したい」と思って少年野球に入る子供たちは多いです。

そんな子供たちの場所がなくなるのはどうでしょうか?

だからこそ、少年野球の環境というのはめちゃめちゃ大事なんですよね。

親も楽しめるくらいの少年野球チームがどんどん増えれば、野球の未来、子供の未来、親の未来も明るくなるんですよ。

だからこそ、お母さんに少年野球の環境を考えるのも大事なんです。

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コメント

  1. 阿部 より:

    初めまして

    少年野球母歴3年になります
    記事を見つけてあれよあれよとすべての記事を興味深く拝見させて頂きました

    家のチームは監督が偉い!
    負ければ子供に1時間以上平気で説教をする昔ながらのチームです

    ですが両親共、熱心な方で毎週グランドに出向いております。今は私が学年役員をやっていまして体験に来た方に親の負担について説明をするなどしていますが入部をやめる方も結構います。それを影で私のせいだと言われたり監督や父コーチのあり方にモヤモヤする思いからこの記事を読み進めたんだと思います

    今のチームしか知りませんが野球人口が減っている原因は…野球経験者の子供をすごく優遇して、未経験の親の子はカス扱い…野球って最初から差別や格差がある世界だからではないでしょうか?

    強豪校でなくても高校まで取り敢えず野球をやってきた親が偉いんです
    それは子供の扱いも同じです
    下手だろうが経験者の父を持っていればレギュラーです。

    そして家のチームは人間性や指導力など考慮もせずに経験者の親はすぐに父コーチとなります。そしてその奥さんまでもが権力を握ってボスママへとなり取り巻きに付く事が出来れば子供も使ってもらえる…と言う理不尽さ、どう見ても家の子の方が上手いのに未経験者の親を持つ子やボスママが嫌っている家庭の子はなかなか使われません
    選抜やプロ野球のジュニアチームまで実力ではなく大人の事情で選ばれていると耳にします

    こんなチーム辞めてやると何度も考えました。今でもその気持ちはなくなっておりませんが地域に根付いたチームばかりですので
    移籍も難しく、移籍できても何かしらの制裁と学校では裏切り者扱いになりいじめの対象になる子もいます…こんな状態では野球人口が減って当然だと思います。

    幸い我が家はプチレッスンが受けられる場を見つけ、家の子がすごく尊敬できる方に出会ったので野球が好きになったと初めて口にしてくれました。自主練にも目覚めてくれたので親としても我慢しておりますが、その方に出会わなければ毎週ただ怒られ、しごかれるだけの練習では野球を嫌いになっていただろうと思います。親としてもチームやコーチ、その奥さまたちに対しての不満は決してなくなるものではありません

    ただの愚痴になってしまいましたが
    連盟や運営に関する方々から変わらないとサッカーへ流れてしまうのは止められないんだろうと思います。母からの目線で発信して下さるのはとても助かります!発信したくても子供可愛さに尻込みしてしまいますのでどんどん輪を広げてほしいと思います

    今後も記事を楽しみにしております
    長文にて失礼しました

    • Yoshiaki Sakuma より:

      阿部さん、初めまして♪ 母の少年野球運営者の佐久間良明です。

      記事を読んでいただいてありがとうございます!しかもすべて!

      「野球経験者の子供をすごく優遇して」これはよくわかります。

      野球だけでなく、どのスポーツも格差があって問題とはなっていますが、主に野球に関しては古くからあり、その練習自体が「訓練」という捉え方で戦前から取り組んでいたので、そのスピリットを引き継いでいくような人たちが及ぼす影響もあります。

      なので、単純にチームが勝つには一人でも多く野球を知っている人をチームに入れたいというのが大半の監督の本音でもあると思います。
      そこでコーチになった元高校球児のお父さんや、そのお母さんは何にもないのに権限を握ったかのように鼻高々な気持ちになるんですよね。
      だから、いままではそうではなかったのに自分本位な性格に陥りやすいんです。

      阿部さんが体験に来た方に説明するのは、中には少年野球のお手伝いの大変さを知らないというお母さんも珍しくないのでいいと思います。
      もし説明がきっかけで入部をやめる人が本当でも阿部さんのせいでもないですからね。そういった環境を作った人が悪いのです。
      入部者がホントに欲しいなら阿部さんが学年役員だからといって他も協力してほしいですね。

      いまは、オンラインで簡単に、しかも敷居とか関係なく受けられる物がかなり普及しているのでいい傾向。
      1人でやっている子供にとってもこういった居場所があるのはホントに救いですね。
      もっともっと広まってほしいというのが個人的な思いです。

      大変だけどやっていると必ずいいこともあるし、報われる時がありますからね。
      阿部さんと同じく悩んでいるお母さんも多いので、改めてこのようなコメントを頂けると「ホントになんとかしなくては」という気持ちになります。

      根本的にはお母さん達を救いたいという思いで発信していますが、連盟や監督にも「親は大変なんだぞ!気付け!」って訴えているように発信しているのもありますね。
      これからもどんどん発信していきますよ(^^♪